本当に広まったスパークリング日本酒

今やコンビニでも陳列されるようになったスパークリング日本酒。
日本酒と炭酸という、ありそうでなかった意外な組み合わせ。
この「スパークリング日本酒」というものを私が初めて知ったのは、2年前の秋でした。

知人に連れられて初めて入ったお店でカウンターに座り、知人を通して店員が薦めてくれたお酒。それが私とスパークリング日本酒との初めての出会いでした。
元々、ビールやサワーなど炭酸の入った飲み物が好きな私。日本酒自体は普段あまり飲まない私でしたが、炭酸入りということで興味を惹かれオーダーすることに。

店員の話によると、この地域でスパークリング日本酒を出しているお店はまだ他にないとのこと。
「まだ市場にはあまり出回っていませんが、これから世の中に一気に広まりますよ!」
そんな特別感も伴い、期待も高まる。
そして目の前のグラスに注がれたスパークリング日本酒。
透明で色のないその飲み物は、一見ソーダ水かサイダーのようでした。
一口味わってみると、上品な香りと深い味わいが口の中で弾ける。
これまでになかった新感覚の味わい。
また飲んでみたいと思ったものの、その店に再度訪れる機会には恵まれず。
探してみたものの、やはり他のどこの店にもなく、泡のような夢の出来事と諦めていたのです。

その夢のようなお酒がコンビニでも気軽に購入できるという現在。
棚に並ぶボトルを見るたびに私は思い出します。
「これから世の中に一気に広まりますよ」という店員の予言を。